皆さん、こんばんは!Kazです。
まだまだ、話題はメキシコダイビング。これまでセノーテをテーマにずっと記事を書いていきましたが、今回はカリブ海。
中でも有名なコスメルの海でのダイビングを今回の記事で紹介します。
皆さんはこれまでにコスメル島という島を聞いたことがありますか?
■ コスメル島
コスメル島は、プラヤデルカルメンの南東に位置する小さな島。
プラヤデルカルメンからコスメル島への移動手段はフェリーです。それぞれを発着地とするフェリーの定期便があり、所要時間は45分程度で行き来できます。
プラヤデルカルメンのフェリー乗り場。インターネットで調べてみると定期便は1日に17便も定期便が往来しているようです。
船内はエアコンが効きすぎているのを覚えています。
コスメル到着直後の写真です。
写真を見てもらうと分かりますが、大型クルーズ船留が留っています。何隻も近くに留っていました。日本でも福岡県、長崎県、沖縄県といった九州をはじめ、近年クルーズ船による外国人観光客が増えてきているようですが、きっと比にならないレベルだと思います。インストラクターによると、現在ではすっかり観光客のための島になってしまったとか。確かに島を歩いているとローカルショップというより、観光客向けのお土産屋がずらりと並んでいるような町並みでした。
渡船場からダインビングへ行くためボート停留所に移動しました。渡船場から車で数分でした。
最初のダイビングポイントへ移動。
■ サンフランシスコウォール
最初のダイビングポイントはサンフランシスコウォール。でも、実は当初のポイントはサンフランシスコウォールではありませんでした。
当初予定していたダイビングポイントへ向かう間にエンジンのトラブルにより、ボートが動かなくなるというアクシデントに見舞われ、やむなくポイントをサンフランシスコウォールへ変更という流れに。
サンフランシスコウォールは、勾配が急で強い潮の流れに乗るドリフトダイビングのポイントとなっています。
当初インストラクターは、あまり経験が豊富ではないダイバーをドリフトダイビングさせることにかなり抵抗を感じているようでしたが、どうしようもないので本当に仕方なくって感じでした。
水中の中はこんな感じ。
流石カリブ海。透明度が高い!
色がとても奇麗ですよね。流れが強いため写真を撮るために一時停止するのも一苦労。
この動画を見てもらうと、サンフランシスコウォールがどれだけ勾配が急で、潮流が強いかが分かってもらえるかと思います。自分の足を使わずともどんどん進んでいきます。
魚の群れはいくつか見ることができましたが、これといった大物もなく、浮上を徐々に開始した、その時、突然大きな黒い陰が背後から現れ、思わず自分の目を疑いました。
野生のマダラトビエイが優雅に泳いでいました。動画を見てもらうと動きがゆっくりだと思われた人もいるかもしれませんが、この動画全力でマダラトビエイの後を追いかけながら撮影したもので、実はスピードはけっこう速いです。
最後の最後で大物が見れて本当にラッキーでした。
■ パラダイスリーフ
サンフランシスコウォールでのダイビングを終え、次のダイビングポイントであるパラダイスリーフへ移動。エンジンのトラブルも解決し、予定通り到着することができました。
ここパラダイスリーフでは、カリブ海やコスメル島にだけしか生息しない魚(コスメル島固有種)を見ることができるという事前情報があり、一本目のダイビングでマダラトビエイも見れたので、この日は絶対についてると妙な自信がありました。
ご覧の通りこのポイントも抜群に奇麗でした。
水深5m程度の位置から水面を見た風景。
こちらは水深15m近くの風景です。濃い青と白い砂のコントラストがとても奇麗でした。
やはりこの日はツイてて、予想した通りカリブ海にしか生息していない魚であり、かなり珍しいとされるスポテッドドラムを発見しました。
とても変わった形状ですので、どんな泳ぎ方をするのか気になる人もいるかと思います。そんな方はこちらの動画をどうぞ。
この可愛らしい動きからカリブ海のアイドルとも呼ばれているそうです。
さらに、この日はコスメル島の固有種であるスプレンディッドトードフィッシュも見つけることができました。
これが、コスメル島にのみ生息する魚です。いかがでしょうか?一見、普通のハゼのような魚に見えるかもしれません。
でもこの魚を見るためだけに、コスメル島を訪れ、このコスメルの海でダイビングをするダイバーがとても多いそうです。
たった一日でこの2つの珍魚に出会えたことは本当に運が良かったです。
魚の群れもかなりありました。
さらに体調1m以上を超えるハタにも遭遇。
水族館でしか見たことがないような魚ですが、ガラス越しで見る水族館で味わう感覚とは桁違いのレベル。
広大な海での偶然の出会い、巨体が目の前に迫ってくる恐怖感と間近に見ることで伝わる魚の鱗の質感、しなやかな游泳。意識していないようで、こちらを警戒する様子。
鳥肌の連続でした。
カンクン、プラヤデルカルメンまで足を運ばれるのであれば、もう一歩足を踏み出してコスメル島へもぜひ行ってみてください。
読んでくださった読者の皆様ありがとうございました。
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