今回の記事では、バリ島のヌサペニダでのダイビングについて書きます。
バリ島でダイビングを検討している方の参考になれば幸いです。
バリ島だけでもたくさんのダイビングポイントがあるのですが、10月中旬にヌサペニダでダイビングに行ってきました。
最初に結論を一言でいいますと、めちゃくちゃオススメです。笑
バリ島ヌサペニダで偶然に遭遇したニタリザメ?オナガサメ?
まさかのオナガザメに会うことができました。
実際にヌサペニダで潜ったダイビングポイント(生き物、水温、透明度など)、お世話になったダイビングショップ、ダイビングにかかった費用などなど、体験談に基づいて紹介していきたいと思います。
■ ヌサペニダについて
まずは位置関係から。
ヌサペニダはバリ島本土からボートで30分から40分ほど離れた小さな島です。
バリ島だけでもたくさんのダイビングポイントがある中で、どうしてヌサペニダを選んだのか、ということですが、ヌサペニダにはマンボウやマンタが生息していて、運がいいとダイビング中に会うことができるからです。
ですので、ヌサペニダには、マンボウやマンタを目指して世界中からダイバーが集まっています。
自分もその1人で、水族館でしか見たことがないこれら生き物に野生で会えたらどんな感じなのか、すごく見てみたいと思ったことがきっかけです。
■ ヌサペニダダイビングツアーの流れ
事前にメールで送られるスケジュール
ダイビングのスケジュールが事前送られて来ます。当初の予定はこんな感じ。
ヌサペニダまでの距離があることから、ツアーは丸一日かかります。
06:30-06:45頃 ホテルお迎え
07:15-07:30頃 ダイブセンター到着、清算、書類記入、器材合わせ
08:00-08:30頃 ダイブセンター出発
09:00-09:30頃 現地到着
09:30-10:30頃 ダイビング1本目
10:30-11:30頃 スピード・ボート上にて水面休息
11:30-12:30頃 ダイビング2本目
12:30-14:00頃 スピード・ボート上にて昼食
14:00-15:00頃 ダイビング3本目
15:30-16:00頃 弊社到着、ログ付け
16:30-17:30頃 ホテル到着
このスケジュールは実際にダイビングショップから送ってもらったメールの抜粋です。
ダイビングポイント の確認
当日、ダイビングショップにて事前に実際に潜る場所の説明を受けます。
バリ島のダイビングマップ
この日のスケジュールは、1本目を「クリスタルベイ」、2本目を「マンタポイント」、3本目を「トヤパカ」で潜る予定になりました。(それぞれのダイビングポイントに色別に示していますが、少し分かりにくいかもしれません。)
インストラクターが、前日のダイビングでは、同じポイントでマンボウとマンタが見れたよと教えてくれたので、期待感が一気に高まりました。
ヌサペニダダイビングに向け出発
一通りの説明を受けた後に、ボート乗り場まで移動します。
ヌサペニダに行くためのボート発着場
ボート乗り場はこんな感じ。
ヌサペニダダイビングに向けた準備
ボートの準備が遅れ、出発は予定より1時間くらい遅れました(具体的にどれくらい遅れたか覚えてませんが、体感でそれくらいだと思います)。
ヌサペニダダイビングツアーに参加していたダイバーは自分を含め、10名弱。
皆んないい人ばかりでラッキーでした。
ヌサペニダに向け出発
船に乗って30分〜40分程度。
最初のダイビングポイントに到着。
■ いざ!!ヌサペニダでのダイビングスタート!!
ヌサペニダに到着し、いよいよダイビングスタート。
ダイビングポイントごとに写真と合わせて紹介していきます。
1本目 ダイビングポイント :クリスタルベイ
最初のダイビングはここ、クリスタルベイ。マンボウが見れるポイントになります。
ヌサペニダダイビングの最初のダイビングポイント:クリスタルベイ
10月は良いシーズンと言われていて、このポイントにはダイバーが集中していました。
クリスタルベイの海中
これは一部を写したものですが、これだけのダイバーがいます。
この日の水温は23度。場所によって温水だったり冷水だったりして寒暖差が大きかったです。体感温度は結構冷たかった。潮の流れも結構強かったです。
透明度は問題なし!
クリスタルベイの透明度
ダイビング開始から少しして、インストラクターが何か見つけた時に周囲に知らせるボンベを叩く音が海に響きました。
遠方に何か大きな物体が近づいて来て、みんなの視線が一点を見つめているのに気づきました。
バリ島ヌサペニダで偶然に遭遇したニタリザメ?オナガサメ?
オナガザメに遭遇。
一度も見たことがないサメでしたので、「うぉぉお!なにあれ!?」ってな感じで、慌ててカメラを構えます。
みんなも急いでカメラを構えますが、その場を一瞬で去っていきました。6年間この海に潜り続けているインストラクターも初めて見たそうです。
それからしばらくして、マンボウにも遭遇。この日は本当にツイてました。
クリスタルベイで遭遇したマンボウ
マンボウの泳ぎはゆったりとした印象があったのですが、結構スピードが早いことに驚きました。
海面に上がって、みんな「What a lucky day!!」「OMG! Did you see that!? That was a thresher shark!!」なんて興奮を抑えきれない様子でした。
2本目ダイビングポイント:マンタポイント
1本目のクリスタルベイから2本目のダイビングポイントへ移動。
移動中はまるでジュラシックパークに出てくるような壮大な風景を楽しむことができます。
2本目のダイビングはマンタポイント。
名前の通りマンタが見れるポイントになります。
マンタポイントから見れる風景
水温は1本目のクリスタルベイよりもさらに低く、22度でした。海中はかなり寒かったです。
透明度も低く、あまり良いコンディションとは言えませんでした。(この日だけ透明度が低かったのか、いつもこの透明度なのかどうか分かりません)
マンタポイントの海中
海中には無数のクラゲがいて、同じダイビングツアー参加メンバーの中には刺された人もいました。
ただ、巨大なマンタが何匹も。
マンタポイントのマンタ
自分はマンタ自体見ることが初めてでしたので、「こんなにでかいの!?」っていうのが第一印象です。
マンタポイントのマンタ
ただ、バリ島のマンタは他と比べて大きいみたいで、過去にマンタを何度も見たことがあるダイバー方も、「あのサイズは初めて」と言われてました。
マンタポイントのマンタ
透明度が低いため、先があまり見えず、突然視界からヌッと巨体が出て来た時には、やや恐怖を感じるほど。
でも、とってもフレンドリーなマンタだったので、かなり近くまで接近してくれました。
マンタポイントのマンタ
ここマンタポイントでは、割と高い確率でマンタと会うことができるようです。
マンタを見たことがない方、見たことあるけど巨大マンタを見たいという方は、ぜひマンタポイントでのダイビングをご検討ください。
それから自分は見ることができませんでしたが、バリ島ではブラックマンタも見ることができるようですので、興味がある方はリサーチいただくのがいいかもしれません。
3本目ダイビングポイント:SD
最後のダイビングはSDという場所。当初の予定では「トヤパカ」だったのですが、混み具合からインストラクターが判断し、場所を変更することになりました。
ヌサペニダダイビングSD
海の中はこんな感じ。
ダイビングポイントSDの海中
ダイビングポイントSDの海中
透明度も高く、小さいカラフルな魚がいっぱい。
クマノミ達。
ダイビングポイントSDの海中
ダイビングポイントSDの海中
珊瑚もたくさん見れました。
最後はカメと遭遇。
ダイビングポイントSDで出会ったウミガメ
ダイビングポイントSDで出会ったウミガメ
珊瑚にちょこんと座る様子がとても可愛かったです。
周りにダイバーはおらず、色とりどりの魚や珊瑚が見れました。
波が穏やかで、海水温も27度とクリスタルベイやマンタポイントと比べとても暖かく、心地良いダイビングでした。
興奮しっぱなしの2本のダイビングの後に、リラックスできる本当に良いラストダイビングになりました。ツアー参加者皆んな大満足。
ダイビングポイントを変更した、インストラクターのファインプレーですね。
■ ダイビングショップについて
自分がお世話になったダイビングショップについて紹介します。
ホームページの紹介
自分が予約したダイビングショップはここ。Blue Season Bali。
とっっても対応が良く、おすすめ!
https://www.baliocean.com/
バリ島内にダイビングショップはいくつかあるのですが、ホームページトップ画像のマンボウの写真がインパクトがあったので、ここに決めました。笑
ダイビングについて、メールで事前に何度かやり取りさせていただきましたが、返事がとても早く丁寧でした。
メールは日本語でやり取りができるため、英語ができない方でも全く問題ありません。
ダイビングショップ内の様子
ダイビングショップ内で撮影した写真です。
Blue Season Bali
Blue Season Bali
Blue Season Baliの受付
インストラクター
Blue Season Baliのインストラクターは欧米の人が多かったです。聞いてみると多くの人が、ダイブマスターのライセンス習得のため、バリ島に来ているそうです。
自分達の担当をしてくれたインストラクターはインドネシア人。とってもフレンドリーで、気配りのできる人でした。片言ですが十分に理解できる日本語を話してくれました。
ヌサペニダダイビングにかかる料金
このダイビングショップでは、先ほど書いた通り、ヌサペニダで3本のダイビングができるツアーを組んでいます。
ただし、ヌサペニダダイビングツアーには条件があり、過去に30本程度のダイビングの経験がないとツアーに参加することができません。
値段は、Rp2,700,000(日本円で約20,900円(2018.11.24現在))です。
個人的には3本のダイビングで、しかも昼食&ホテル送迎付きでこの値段はかなり良心的だと思います。
支払いについては、現金(ルピア, US$、日本円)とクレジットカード(ビザ、マスター)のいずれかが使えます。
■ まとめ
以上がバリ島ヌサペニダダイビングの紹介になります。実際にやってみて、期待以上のダイビングになり、大満足でした。
多くの生き物が生息するヌサペニダの海の豊かさを見れたような気がします。本当におすすめです!!
ただ、10月中旬は思いのほか水温が低いため、それに対する準備は必要かもしれません。
バリ島を旅行に行かれる方で、ダイビングが好きな方はぜひヌサペニダダイビングをご検討ください。
一読いただきました皆様ありがとうございました。
https://www.baliocean.com/